一人でできた私のED克服体験

まだ諦めたくない

勃起不全(ED)の定義

勃起不全(ED)定義を探すと以下のようなような勃起不全(ED)の定義が見つかります。
「満足な性交渉をするために十分な勃起を達成できない、あるいは維持できない状態」あるいは「通常性交のチャンスの75%以上で性交ができない状態」
日本性機能学会の定義
かなり高い確率で性交に失敗する確立の高い場合を勃起不全(ED)としていますが、3、4回に1回の割合での失敗でも勃起不全(ED)の軽い症状、勃起不全(ED)の前兆と考えることが多いようです。
実際、男性としてみれば4回に1回十分に勃起しない、性交中に勃起しなくなることは精神的に重くのしかかります。
軽度な勃起不全(ED)なども治療の対象となるので医療機関へ相談することが望ましいのですが、恥ずかしさや勃起不全(ED)だと考えたくない、仕事で忙しいなどの理由から医師へ相談することは少ないようです。

勃起不全(ED)の種類

一言で勃起不全(ED)と言っても種類があります。
多くは4種類に分類します。
4種類とは
機能性勃起障害
器質性勃起障害
混合型勃起障害
その他の勃起障害
です。
・機能性勃起障害
機能性勃起障害とは言葉から想像するとわかりにくいのですが、心理的な原因による勃起不全(ED)です。
精神的なストレスや不安、うつの傾向などにより勃起不全(ED)の症状が見られます。
一時的な勃起不全(ED)の多くはこの機能性勃起障害に分類されます。
・器質性勃起障害
身体的な原因が考えられる勃起不全(ED)です。
内分泌機能障害や男性ホルモンの低下などが原因です。
・混合型勃起障害
機能性勃起障害と器質性勃起障害が併発したケースと、糖尿病や腎不全などの病気が原因で症状の一つとして勃起不全(ED)になる場合があります。
その他の勃起障害
原因不明の勃起不全(ED)や加齢が原因の勃起不全(ED)がこれにあたります。

勃起不全(ED)患者の数

1998年の日本性科学情報センターの疫学的調査によると31歳から70歳の男性のうち完全に勃起不全(ED)と認められる患者は焼く260万人、中程度の勃起不全(ED)は870万人いるとしています。
完全な勃起不全(ED)患者と中程度の勃起不全(ED)患者を足すと1100万人以上が勃起不全(ED)ということになります。
このことから推定すると31歳以上の日本人のうち7人から8人に1人は勃起不全(ED)ということになります。
さらに勃起不全(ED)の症状が軽い者や勃起不全(ED)の兆候が見られる者まで含めると相当数の勃起不全(ED)患者がいることがわかります。
以前と比べると勃起不全(ED)に関する理解が進み勃起不全(ED)は特別な病気ではないという雰囲気もできてきました。
しかし、自分が勃起不全(ED)だと告白することに恥ずかしさが無くなったわけではありません。
勃起不全(ED)治療を行う外来に訪れる患者の多くは、外来を訪れる前に数年間一人で悩むことが多いそうです。
勃起不全(ED)が一般的に知られるようになったとはいえ、当事者としてはいまだに心理的に大きな問題であることには変わりがありません。